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星型の缶バッチで今までにないものを作りませんか

星型缶バッチの裏面

何か珍しい缶バッジの形はないでしょうかといったお問い合わせをよくいただきます。その中でも「星型」の形状のお問い合わせが多いです。広告代理店や制作プロダクションといったその先にエンドユーザーを抱えているお客様です。常に目新しい製品を探しているそうです。そのようなご要望にお応えすべく素材を扱っているメーカー等へ打診しながら何とか星型の缶バッジの製品化にこぎつけることができました。

我々業者にとって、缶バッジの作りやすさは形状が丸型が一番作りやすく、異形状になればなるほど難しくなってきます。作りやすいというのは缶バッチの縁が綺麗になっていて、紙が破れることなく作成できるということです。さらに、缶バッジを製作して製品を出荷するまでの間にどれだけ失敗が少なくなる、無駄が少なくなるかということもあります。円形の場合ですと弊社のシステム化によりロスが少なく済んでいます。(これは生産管理における歩留りとよばれていますね。)

星型缶バッジの写真

缶バッジの縁の破れもなくシワもキレイです

ところが異形の缶バッジになりますと、工程の中で結構ロスが出ることがあります。弊社ではこのあたりに関してはかなり前にクリアにしておりますので歩留りの良い缶バッジを作ることができています。このため原価率を下げることができましたので、他社様より価格を低く設定することが可能になりました。

この星型缶バッジについても写真でご覧いただきましたとおり缶バッジの縁部分がきれいです。また、他社様に見られるような缶バッジの紙の破れ等は発生しておりません。これは五角形やハート型等の缶バッジで培ったノウハウというべきものでしょうか。製品製造の過程でトラブルがあるということもより良い製品を作っていくために必要なステップですので、それに対して真摯に向き合ってきた結果としてお客様にも納得していただける製品ができたと思っています。製品化におけるテストで沢山の缶バッジ星型を作ってきましたがほぼミスがなくきれいに仕上がっていますのでご安心いただければと思います。

星型缶バッチの裏面

缶バッジの裏の縁もきれいです

この星型ですが、かなり複雑な形状のため、星の形のくぼんだところに切り込みを入れています。これは製造上どうしても切れ込みを入れないといけない部分になります。切り込みは線状にいれてありますが、缶バッジのパーツをプレスするときにこの切れ込みを境に左右に紙が引っ張られる形になりますので、写真のように三角に広がっていきます。この切れ込みがあることで星型の形状に原稿の紙がぴったりとフィットして美しいフォルムを形成しています。逆にこの切れ込みがないと力の逃げ場がなくなって缶バッジの原稿の全部が浮いてきてしまうんですね。従いまして、切り込みを入れることは必要な加工になっています。中国において生産されている星型の缶バッチにおいてもやはり切り込みが入っているようです。

星型缶バッジ切れ込み

星の各辺の真ん中に切れ込みが入っています

弊社では国内生産、社内生産を売りにしていますので、小ロットで星型缶バッジの印刷が可能です。他社様ですと100個とか300個からのようですが、弊社では30個から星型缶バッチの製作をお受けしています。星型ならではのデザインをと思って考えてみましたが冒頭の写真のようなものになってしまいました。時間があまりなく凝ったデザインを作ることができませんでした。

星型缶バッジの詳細はこちらからどうぞ
缶バッジ星型